続・すてきすぎる!アルヴァ・アアルト邸

#50

続・すてきすぎる!アルヴァ・アアルト邸

2015.05.26

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こちらはヘルシンキにあるフィンランドの建築家アルヴァ・アアルトの自邸。

アアルトは今も世界中で愛されている家具やプロダクトを数多く残してくれました。

映画「かもめ食堂」の中でも、アアルトデザインの椅子やテーブルがたっぷり登場していましたね。

この家は1936年に30歳代後半で建てたもので、自身の設計事務所も併設。

トラムの停留所から10分ほど歩くと、庭の樹木に包まれるようにレンガを白く塗った家が現れ、その第一印象は「なんてふつうの、こじんまりとした佇まいだろう」。まさしく偉大なるふつう。

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80年経っても古くさくならず、それどころか現代の住宅としても違和感がなく、こんな家に住みたい!と思わせるのです。

大きく開いた窓辺には植物を置くカウンターがつくられ、建具や家具からは自然素材ならではのやさしさや風格が伝わってきます。

つくりつけの本棚や飾り棚などからも「暮らし」への愛着が感じられ、この家で豊かな人生を過ごしたんだろうなぁって。

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建築家住宅というと「作風」が際立った超個性的な家を想像しがちですが、巨匠といわれる人ほど普遍的な心地よさを大切にしているのだと、アアルトの家を見て実感。

完成したときがピークなのではなく、何十年と住み続けるうちに味わいや落ち着きが出てきて、ますます魅力的になるのが理想です。

ほんとうにいい家は、意外と地味だったりして。

最初は"薄味"に感じても、自分好みの色を足したり思い出を刻んでゆくのだから、それぐらいがちょうどいいのかも。

ちなみにアアルトの商売は繁盛し(笑)、約20年後にはアトリエを新築。

自邸の近くにあるので、併せて見学するのがおすすめです。

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