ほっこりしたいときの映画

#9

ほっこりしたいときの映画

2015.01.27

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寒い日が続いています。この冬の北海道は、暴風雪か晴天かというくらいお天気がぱっかりと分かれている感じ。ブリザードが吹き荒れたあとの、何もかも消された純白の道を歩くのは、それはそれで気分のいいものですが、出かける用事がなーんにもないときは、おうちに籠ってDVD鑑賞なんてのがしあわせ。そして、この季節に観るのなら、心があったまるお話がいいですね。たとえば、こんな映画はどうでしょう。フィンランドのアキ・カウリスマキ監督がフランスで撮った「ル・アーブルの靴みがき」。

20150127-22016ba3bb779165d6dfadd3ced47ae2c313d71e.jpg貧しいながらも品格を失わない靴磨きの主人公が、アフリカから密入国した少年を自宅に匿い、少年の母親が暮らすイギリスへと送る手助けをするストーリー。不法移民という社会問題を扱いながらも、主人公のゆったりとした正義感や静かなユーモア、少年の素直で聡明な態度、ささやかな日常を営む近所の人々のやさしい眼差しなど、ほっこりポイント満載なのです。誰かを助けたり助けられたり、頼ったり頼られたり。悪意とは真逆の、人間が持っている温かい芯にふれた気がして、しばらくじーんとしてしまいました。

主人公が妻と暮らす家も、簡素だけれど居心地よく整えられていて思わず見入ってしまいます。一見、無愛想な妻は夫思いの控えめでかわいらしい女性。とにかく、この映画は人の弱さも良心も形容詞なしでそのまま裸で見せてくれます。

なにかとせち辛い世の中、心に積もったチリは「ル・アーブルの靴みがき」で洗い流すのがいいかも。あったかいスープでも飲みながらね。

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