ホテルのためにデザインされた椅子

#34

ホテルのためにデザインされた椅子

2015.05.01

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先日、椅子と暮らしについて書きましたが、今回は椅子とホテルのお話です。

北欧の名作椅子といえば真っ先に浮かぶのが、タマゴのように丸みを帯びたあのフォルム。

デンマークの巨匠アルネ・ヤコブセンのエッグチェアです。

大人の体をまるごと包み込み、カプセルで守られているかのような安堵感。

実はこの椅子、1960年にコペンハーゲンの中央駅前に完成した5つ星ホテル、ラディソンブルーロイヤルホテルのためにつくられました。

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ホテルの設計もヤコブセンによるもので、家具や照明、水回りやカトラリーにいたるまですべてヤコブセンデザインという、あり得ないほどの贅沢さ。

ロビーでは黒いタマゴの集団が背中を丸めており、奥へ目をやると同じくこのホテルのためにデザインされたスワンチェアが羽を広げています。

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興奮するなといわれても、それはムリ。

そして、極めつけは建築当時のデザインがそのままキープされている606号室、通称ヤコブセンスイート。

世界中からファンが訪れ予約の取れないことで有名ですが、幸運にも1泊することができました。

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室内にはヤコブセンが好きだったという欄の花が飾られ、ウェルカムシャンパンがどーん。

淡いグリーンの壁にエッグとスワンのブルーがやさしく調和し、それだけで心酔ものです。

お化粧台の前には、しずく型のかわいらしいドロップチェアがなかよく2つ。

ヤコブセンの椅子はどれも曲線美にあふれ、空間そのものを優雅に見せています。

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存在感のある椅子たちが、ホテルライフに最高の彩りを添えてくれたのはいうまでもありません。

1分でも長く空間を味わいたかったので、外食せずにルームサービスを頼み、短いステイを満喫しました。

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